よかったら聞いてください。
正直途方に暮れてます。
どうしても吐き出したいので聞いてください
はよかけ
彼女が付き合っていたのは、同い年の男子でした。見た目は正直いいとは思いません。芸能人で誰に似てると言われれば諸見里のような感じでした。
しかし会社経営をしており、さらに親の所有する不動産を賃借権ごと引き継いだため、年収は1700万円ほど。
同世代でこれだけ稼いでいる人はおらず、佐奈子はもうすぐ彼と結婚するとか、玉の輿だと言って喜んでいました。
異変が起きたのは婚約が成立した数日後のこと。
佐奈子は急に彼と別れてしまったと言い出したんです。
どういうことかと聞いてみたところ、ある日突然、彼から「経営する会社が頓挫して、不動産も失った。知り合いの社長に頭下げてなんとか新しい職には就けた。年で300万くらいはなんとかなりそう」
との連絡を受けたんです。
「佐奈子が仕事継続して共働きなら、今後やっていけるくらいの世帯収入は確保できるはず」とか「佐奈子が忙しい時は、こっちも家事をする」とか言っていたそうですが、結局、佐奈子から別れを切り出してしまったそうです。
しかし、彼の会社は平常通り営業していて。
不動産を手放すことになったと言うことも、嘘だったようです。これを知って佐奈子は、よりを戻そうとしましたが、ダメだったそうです。
彼は金目当ての女性を弾くためにあんな嘘をついたらしいです。
佐奈子はとても悔しがっていました。
「その時、最後に“それでも大丈夫だよ”って言ってあげたら、彼との玉の輿を狙えるのではないか」と。
ここから諸見里との結婚作戦がスタートしました。
見た目に関しては結婚してから、無理にでも痩せさせればいいと思っていたので、まずは彼を確保することに専念することにしました。
本当は雑誌のコラムに出そうと思ってたので、書き溜めてた部分も引用してます。
ちょっと書き足したり削ったりしてここに書いてますが。
大学の同窓会ってなんだよw
サークルがゼミが一緒だったら以前から顔見知りだろw創作話即バレじゃねえかよw
「俺、役員のやらかしで、会社ポシャらせたわ。借金残ったけど、だいたいは不動産を売った金で返せた。残りの返済のために取引先に頭下げて、なんとか働かせてもらえることになったけど、ヒラで年250万くらいになる。だもんで、もし婚約を破棄するってなっても怒らん。一緒にいてくれたら嬉しいけど、そうじゃなくても責めんでさ」
って言ってきました。
彼は、「いやでも….」
と言って、結婚を思い留まらせようとしましたが、私は「それでもいい。一緒に頑張ろう」って言い続けました。
最後は彼は泣き出し、しゃっくりしながら「ありがとう」って言ってくれました。ようやくオッケーです。
もちろんその後、婚約も成立。
今まで付き合ってた彼氏とは、申し訳ないですがここでお別れして、私は諸見里似の男子と同棲を開始。そして最終的に正式に彼と籍を入れました。
これから幸せな生活が待っていると思って、私は有頂天でした。
しばらく経ってからのこと、郵便受けを見たら、地方裁判所からの特別送達が入っていました。驚いた私は急いで部屋に戻って、諸見里に開けさせたところ、中に入っていたのは銀行からの訴状。およそ400万ほどの求償金請求事件。つまりは借金返せの裁判を起こされていたのです。
これはどういうことかと聞いてみたら「不動産を売っても返しきれなかった分の借金」だと言います。私なんのことかわからず、彼に聞いてみたところ「いや、前に言ったじゃんか。会社ポシャって不動産とか売ったって」と。
私はその言葉の意味がわからず何回か聞き返してしまいましたが、詳しく話を聞いて、頭が真っ白になりました。
既に勘付いてる人もいるようですが、彼が婚約前に言ってたこと、どうやら今回は全て本当だったようです。
私は、「なんで本当のこと言ってくれなかったのよ!私、元彼と別れて来ちゃったじゃない。しかもお腹の子どうしてくれるの!あんたの嘘のせいで全部メチャクチャじゃないの」って思わず怒鳴ってしまいましたが、諸見里は
「いや、嘘なんか何も言ってないし、むしろ包み隠さず全部話した。君はそれでも良いって言ってくれたじゃないか」
って言うんです。私は何も言い返せませんでた。
私はその場を思わず飛び出してしまい、しばらくどこへ行くともなく、街の中をぐるぐる歩き回ってましたが、ここで前の彼氏のことが頭に浮かんで彼の住んでいる家に行きました。
私の突然の訪問に驚いていた様子でしたが、今までのこと、あと少し盛った話もして「やっぱり私には貴方しかいない。彼とはいずれ離婚するから、私ともう一度、よりを戻して欲しい」と伝えました。
すると
「お前何言ってるかわかってる?悪いけどもう帰って。お前と会ってるの見られたら余計な揉め事に巻き込まれる」
と言われ、扉を閉められてしまいました。
もう一回インターホンを押しましたが、出てもらうことはできず、途方に暮れて私は帰宅しました。
諸見里はリビングを掃除して、コーンスープを作って待っていました。
しかし私は、もう怒りやら呆れで顔も合わせずそのまま自室に戻りました。
コーンスープでなんかワロタ
仕事から帰った後や、休日にはよく諸見里が家事をしてましたが、私は1分たりとも彼の顔を見ていたくなかったので、「そんな暇あるなら掛け持ちでバイトでもして来てよ」と言いました。
それで休日や仕事後はUberをするようになりましたが、それでもあまり足しにしはなりません。
同世代の知人女性は年収700万や、凄いと1000万のイケメン男性を見つけて悠々自適な結婚生活を送っているのに、私だけ諸見里似の年収250万と惨めな結婚生活をする羽目になり、本当に不幸で仕方ありません。
一度、耐えられなくなって実家に戻り、事情を話した上で、今後は離婚して別の男性を見つけて再婚する意思を両親に伝えましたが
「今の旦那は、お前には勿体無いくらいの素晴らしい人だ。そんな理由で身勝手に旦那を捨てるようなら、今後誰とも結婚する資格はないし、そんな娘は私の娘とは思いたくない」と説教されてしまいました。
なぜ私がこんなに怒られなければいけないのでしょうか。
それに、身勝手なのは私を騙して結婚した、あの諸見里の方ではないでしょうか。
本当に意味がわかりません。
帰ってみたら、諸見里はやはり部屋を綺麗にして、コーンスープを作って待っていました。
私の好物だと知ってて、毎日作っていたとのことですが、もはや彼のやる事の全てが気持ち悪くて仕方ありませんでした。
私はまだ若いので、今後は旦那と離婚して結婚相談所に登録するなりして、もっとマシな旦那を捕まえてこようと思っています。
今回は諸見里が慎ましい性格で、高いものを買いたがらない性格なのを知っていたため、生活水準が普通だからと言って年収が下がっているのに気づくこともできませんでした。
しかし今後はちゃんと、相手の服装や時計や車、家などをちゃんと見て、収入証明も見てから結婚するようにしたいです。
憂鬱です。
そのまま帰ってこないでくれとさえ思います。
お金がないので遊びにも行けず、一日家にいるので最近は鬱っぽくなってきてます。
ありがとうございました
イッチには勿体無いと思うんだけど


コメント
電車男とか流行ってた20年前の2chならチヤホヤされたかもしれんが
今どきこんなつまらん話に釣られる奴おらんやろ
コーンスープのみたくなったw
コーンスープのくだりだけは本物と見た
不覚にもコーンスープで笑った
お似合いだろ
なんか最近Uberが底辺の代名詞みたいになりつつあるよな
Xでは売り上げ自慢とかしてる底辺いたりするけどなんか哀れだわ